
Googleの「Pixel 10」シリーズの発表が数カ月後に迫る中、新たなリーク情報により「Pixel 10 Pro」と「Pixel 10 Pro XL」のスペックが明らかになりました。
Android Headlinesによると、両モデルとも前世代のPixel 9 Proシリーズから大きな変化はなく、マイナーアップデートに留まる見込みです。
スペックの変更
画面サイズはそれぞれ6.3インチと6.8インチで、解像度はわずかに向上すると見られています。リフレッシュレートは両機種とも1〜120Hzに対応し、ディスプレイの滑らかさは維持されます。
背面カメラ構成は変わらず、50MP広角、48MP超広角、48MP望遠(5倍ズーム)。フロントカメラも42MPのままです。
大きな変更点の一つは、プロセッサがSamsung製Tensor G4から、TSMC製のTensor G5へと切り替わる点です。これにより、性能と電力効率の向上が期待されますが、一部情報ではTSMCの4nmプロセスチップに留まる可能性もあります。
メモリ(RAM)は引き続き16GB。ストレージは128GBモデルが廃止され、256GBから1TBまでに統一される見込みです。バッテリー容量も増加し、Pixel 10 Proは4,870mAh、Pixel 10 Pro XLは5,200mAhとなるようです。
充電面では、10 Proが29W有線・15W無線、10 Pro XLは39W有線・15W無線(Qi2対応)に対応。OSはAndroid 16が標準搭載されます。
デザインやサイズ、重さには大きな変更はなく、カラーは「オブシディアン」「グリーン」「スターリング」「ポーセリン」などが用意される見込みです。
Pixel 10 ProとPixel 9 Proの主な違いは以下の通りです。
- 解像度の微増
- 新型Tensor G5チップの搭載
- ストレージ構成の見直し(128GBモデル廃止)
- バッテリー容量の増加
展望
Pixel 10 Pro XLに関しても、進化点は上記とほぼ同様で、主にチップとソフトウェア、バッテリーのアップグレードに限られています。
なお、Pixel 10シリーズは8月13日の「Made by Google」イベントで正式発表され、8月20日頃に出荷が始まると見られています。
新機種への買い替えは、Tensor G5の性能やバッテリー持ちを重視するかどうかが判断の分かれ目となりそうです。