筋トレを行う際、多くの人におすすめできる靴の特徴は、ソールが薄く接地感覚の良いシューズです。(厚底や硬いソールが好きという人もおり個人差があります)
格闘技用の靴はこう言った特徴を持っていることが多く、特に「レスリングシューズ」は競技の性質上、その場にとどまることに特化しているので、とてもおすすめです。
レスリングシューズの特徴
ソールが薄く接地感覚の良いです。
爪先からカカトにかけての高低差が少ないので、素足感覚で使えます。
ソールの屈曲性が高く、グリップ性が高いラバー素材を使用しています。
アッパー部分はシューレースで編み上げられ、ミッドカットからハイカットのデザインになります。これにより足との一体感が生まれ、踏ん張りが効くと同時に、機敏な動きが出来ます。
レスリングのルール上、シューレースの固定が義務付けられています。そのため、多くのシューズにシューレースを隠すポケットや固定するための機能があります。
使用用途
上記の特徴から、レスリングだけでなく、ボクシングなど他の格闘技や格闘技系のフィットネス、ウェイトトレーニング用途して使用するアスリートも多くいます。
レスリングという競技の特性上、マットに引っかからない様に、アウトソールの周囲は丸みを帯びており、アウトソールがグリップする位置にバリエーションがあります。
これは自分の用途に応じた選択が必要になります。
ワンソール(一枚底)
アウトソール全体が1つのラバーパーツで作られているタイプです。
足裏のあらゆる箇所がグリップと安定感に優れています。
ジムで筋トレしてそれなりに成果の出ている人は、レスリングシューズじゃなくてもワンソールタイプの靴の方が良く見かけます。
スプリットソール(二枚底)
アウトソールのの真ん中に、ラバーソールを貼らないことで柔軟性が生まれ、シューズと足の一体感を得られるようにしたタイプです。足全体の一体感はこちらの方が上です。
アウトソールの使用量が少ないため軽量化されています。
注意点
足に一体感を出すコンセプトで作られているため、サイズ感はタイト目になります。
そのためサイズ選びが難しく、サイズを上げて選ぶ人も多いですが、足との一体感が重要なため、ジャストサイズを選び、履きながら自分の足に馴染ませた方が良いです。
東京都内での販売店
コロナ禍で多くのスポーツショップが格闘技用のエリアを消滅させてしまったので、昔に比べて手に入る店舗が少なくなりました。
東京都内だと、渋谷センタースポーツなど格闘技専門店を訪れると置いてあります。
他にもオッシュマンズの新宿店と二子玉川店でのみ取り扱いがあります。
筋トレ練習用
筋トレをするだけであれば下位モデルで十分で、しっかりとしたグリップが得られます。
上位モデルの方がシューズの一体感があり、足の支えを感じたい人はこちらを選んだ方が良いと思います。