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ソニーの人気ワイヤレスイヤホン「WF-C700N」は、2023年4月の発売以来、多くの口コミやレビューランキングで1年以上、上位を維持してきました。
新たな対抗馬「Nothing Ear (a)」など多くの機種が登場し、その座を奪われました。
そして2025/03/25、ソニーが新モデル「WF-C710N」を発表しました。
WF-C700Nの後継機として登場し、「N」が示す通り、ノイズキャンセリング(ANC)機能を備えています。
デザインとカラーバリエーション
新色「ブルーグラス」が追加され、ブラック、ホワイト、ピンクの計4色展開します。
半透明な仕上がりは、まるでシーグラスのような美しさです。
WF-C710Nのスペックと特徴
1. バッテリー性能の向上
- ANCオフ時:合計40時間(イヤホン12時間+ケース28時間)
- ANCオン時:合計30時間(イヤホン8.5時間+ケース21.5時間)
WF-C700Nの合計バッテリー時間がANCオフで20時間、ANCオンで15時間だったのに対し、大幅な進化を遂げています。
しかし、SONYはワイヤレスイヤホンやワイヤレスヘッドフォンのバッテリー持続時間を多く表記する傾向があるため、実際の使用時間は検証の必要があります。
2. 新機能「Sound Connect」アプリ
- 5バンドEQに加え、新たに「Find My Equalizer」機能を搭載。
- 複数のEQプリセットから好みを選び、個別調整が可能。
3. ウェア検出機能とタッチコントロール
- イヤホンを外すと自動で再生停止、装着すると再開。
- 音量調整、再生・停止、ANC切り替え、Gemini/Siriの起動。
- 「クイックアテンション」機能搭載:片耳を手で覆うと音楽が停止し、マイクが周囲の音を増幅。
4. 通話品質の向上
- 左右のイヤホンに2つのマイクを搭載。
- AI強化「デュアルノイズセンサーテクノロジー」により、通話時のノイズを低減。
- 風ノイズを抑える特別なメッシュ構造を採用。
5. その他の機能
- マルチポイント接続(2台のデバイスと同時接続可能)。
- 適応型ANC(環境に応じてノイズキャンセリングを調整)。
- 360 Reality Audio対応(Tidalは非対応)。
- DSEEアップスケーラー搭載(Spotifyなどの低音質音源を補正)。
変更なしの点
- ドライバーユニットは5mmで変更なし。
- Bluetooth 5.3を採用(Auracast非対応)。
- 高音質コーデック「LDAC」非対応(SBC、AACのみ)。
- イヤーピースはS/M/Lの3サイズのみ。
まとめ
WF-C710Nは、前モデルからバッテリー性能とANC機能が大幅に向上します。
新アプリ「Sound Connect」やウェア検出機能など、利便性も強化され、音質や装着感については、今後の詳細レビューをお待ちください。