イヤホン・ヘッドホン専門店「e☆イヤホン」が製品企画を行い、プロゲーミングチーム「Crazy Raccoon」に所属する選手&ストリーマーが、試作段階のイヤホンを使って実際にゲームをプレイし、FPSに最適なチューニング監修を行ったイヤホンです。
「ゲームをするなら、まずこのイヤホン」がコンセプトになっています。
元となっているイヤホンが安いこともあり、コスパも良く性能も良いと言うに値するゲーミングイヤホンだと感じました。
筐体
筐体はintimeの碧(SORA)がモデルになっており、積層型セラミックツイーターのおかげで音質は担保されています。
その上で、ゲーム用にどこから敵の音がするかなど、指向性が強調されています。
ゲーム時のやり取り用に、ケーブルにマイクが付いています。
マイクの音質は最低限と言った程度で、相手に伝わればいい良い人向けです。
ケーブルは問題があり、本来「ケーブル長 1.6m」だったようですが、 製造時のミスで初期生産分は「ケーブル長 1.9m」で誤生産されています。
【e☆イヤホン】CRAZY RACCOON EARPHONEご購入のお客様へお詫び【※11/3 追記】
音質
ゲーム用途を考慮したチューニングがされているものの、intime 碧(SORA)同様クリーンで、音楽を聴く上でも音のバランスが良く聴きやすいです。
当然音場は高いため、バスドラムも一音一音が分離して聞こえます。
これによってFPSゲームをやる上で重要な、敵の位置把握(敵の足音や銃声の方角)もしやすくなっています。
重低音もそれなりに出ているので臨場感を楽しめます。
まとめ
全音域をバランスよく表現できており、音質も音の広がりも良いです。
小さいイヤホンですが遮音性も良くゲームに集中する分に問題ありません。
intimeのイヤホンをベースに作られているので音質を担保したまま、ゲーム用として使いやすく出来ており、ヘッドホン派の人も1度使ってみて欲しい一品です。
難点はリケーブル出来ないことでしょうか。Crazy Raccoon特有のクリアレッドのデザインが良いので、断線したら勿体なく感じてしまいます。
マイクにこだわりがある人は、SONYの2000円位の据え置きマイクを別途購入した方が良いでしょう。