研究により平均的なApple Watchのバンドがいかに不潔であるかが明らかに

一日の大半を肌の近くで過ごすApple Watchやその他のスマートウォッチバンドは、思っているより汚れてしまうものです。

フロリダ・アトランティック大学の新しい研究が、バンドがどれほど不潔になるかの研究を発表しました。

会社員、消防士、獣医、ジム通いをしている人たちから、さまざまな材質のバンドの綿棒を20本採取。

その結果、1つを除くすべてのサンプルから何らかの細菌が検出されました。

サンプルのうち17個にブドウ球菌が検出されましたが、「これは 予想外ではなかった 」と研究者たちは述べています。

大腸菌が検出されたのは12件でしたが、そのうちの4分の1は「獣医師による動物の取り扱い行為に関連したもの」であったそうです。

最後に、緑膿菌の存在が6人に見られました。CDCによれば、これは肺炎や血液中の感染を引き起こす可能性のある細菌です。

スマートウォッチやフィットネストラッカーなど、手首に装着するデバイスに関連するリストバンドは、汗をかいたり、泳いだり、ペットを抱いたり、寝ている間など、活動中に装着されることが多いです。

しかし、「定期的に消毒されないことが多いため、細菌感染や感染の重要な温床となる可能性があります」。

興味深いことに、リストバンドの素材によって、細菌を歓迎する度合いに違いがあるようでした。

「生菌数は被験者間で大きく異なり、同じ素材のリストバンドであってもばらつきがあった」と論文は説明していますが、細菌量の傾向は、布≧プラスチック≧ゴム≧革>金属でした。

これは因果関係ではなく相関関係である可能性があります。

金属と革のバンドは一般的に運動のために装着されるものではないので、公平な比較とは言えないかもしれません。

それでも、スマートウォッチ着用者はバンドを掃除する時間を取るべきなのは明らかです。

Apple Watchのバンドをクリーニングする方法については、

リソール消毒スプレー、70%エタノール、ハインツ・アップルサイダービネガーなどの一般的な家庭用消毒剤は、すべての素材(ゴム、プラスチック、布、金属)に対して、ある程度の効果があることが証明されています。

これはスマートウォッチだけではありません。

「イヤホンや携帯電話など、細菌を感染させ、感染を促進する可能性のある他の形態についても、同様に研究されるべきである」と論文は指摘しています。

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