Raspberry Piが独自ブランドのmicroSDカードを販売開始

Raspberry Pi専用に最適化されたSDカードが、公認販売店で購入できるようになりました。

Raspberry Pi財団は、SDカードメーカーのLongsysと協力して、全てのRaspberry Piで高速な読み書きができるSDカードを開発しました。

Raspberry Pi 5用のSDカードには、「コマンドキューイング(CQ)」という新機能が追加されています。この機能を使うには、最新のRaspberry Pi OSへのアップデートが必要です。ただし、他のLinux OSではまだ使えません。

CQ機能があると、SDカードは複数の読み書き命令を効率よく処理できます。この機能は2024年にRaspberry Pi OSに追加されました。

しかし、Raspberry Pi財団は、CQ機能によって劇的に速度が上がるわけではないと説明しており、データの読み書きが少し速くなる程度だと考えられています。

新しいSDカードは、Raspberry Pi専用として販売されています。

価格は32GBで約10ドル(約1,500円)、64GBで約20ドル(約3,000円)です。販売店によって価格が多少変わる可能性があります。

https://www.raspberrypi.com/products/sd-cards/

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