PlayStation Portalの在り方に疑問の声が上がっている中、Googleエンジニア2名によって、PlayStation Portal 上でPSPエミュレーターを実行することに成功したのです。
従来のPortalはリモートプレイ専用だったため、テレビが占有されている状況では使い勝手が悪かったのが欠点でした。
この「ハック」により、ダウンロードしたゲームを本体に直接保存して遊ぶことが可能になります。
注意点は2つあります。まず、エミュレーターの実行には本体の改造は必要なく、ソフトウェアの脆弱性を突く方法が取られているため、今後オフィシャルなアップデートで塞がってしまう可能性が高いでしょう。
次に、ゲームを遊ぶためには合法的な方法で入手したROMが必要となります。作成方法については言及がないため、不明瞭な点が残ります。
現時点では公開予定はなく、さらなる改良が必要とのことですが、今回の快挙はPortalのポテンシャルを飛躍的に向上させる可能性を秘めています。
将来的には様々なゲーム機のエミュレーターが導入され、本当の意味での携帯ゲーム機へと変貌を遂げるかもしれません。
