
Asus ROG Allyは、Steam Deckに対するAsusの回答として開発されたコンパクトゲーミング端末です。
2024年4月1日に発表され、エイプリルフールのジョークではなく、実際に販売される製品であることが確認されました。
価格と発売日
AsusはROG Allyの正式な発売日や価格をまだ発表していません。
Best Buyで予約開始の通知にサインアップ可能で、今年中の発売の可能性があります。
Asusは「競争力のある価格設定」と述べています。
Steam Deckの512GBモデルは649ドル、他の競合機種(GDP Win 4やAyaNeo 2)は1,000ドル近くの価格帯です。
ROG Allyも同程度の価格帯になる可能性があります。
デザインとサイズ
ROG AllyはNintendo SwitchやSteam Deckに似たデザインで、軽量コンパクトです。
左側にアナログスティックと十字キー、右側にフェイスボタンとアナログスティックを配置。
上部には電源・音量ボタン、PCIeポート、USB-Cポート、ヘッドフォンジャックを装備。背面にも排気口とボタンがあります。
- サイズ:11.0 x 4.4 x 0.5インチ
- 重量:1.3ポンド
- 比較:Steam Deckは11.73 x 4.6 x 1.93インチ、1.5ポンド
Dave2D氏によると、ROG Allyは軽量で持ちやすく、SwitchやSteam Deckと同等の操作性が期待できます。
ディスプレイ
- サイズ:7インチ、16:9
- 解像度:1920 x 1080
- リフレッシュレート:120Hz
- 最大輝度:500nits
Steam Deckのディスプレイは7インチ、1280 x 800、60Hz、最大輝度400nits(実測170nits)で、ROG Allyは明らかに高性能です。
パフォーマンス
ROG AllyはカスタムAMD Ryzen Zen 4 RDNA3 4nm APUを搭載。Asusによると、Steam Deckの性能を超える可能性があります。
高グラフィック設定でも快適なゲームプレイが可能で、Dave2D氏も性能に期待しています。
さらに、ROG XG Mobile(外部GPU)接続により、RTX 4090クラスのグラフィック性能を追加可能です。
バッテリーと冷却
ROG Intelligent Coolingテクノロジーを搭載し、長時間のバッテリー寿命が期待されます。
ゲーム内容によって5〜6時間のプレイが可能で、ファン音も低め(20デシベル)です。Steam Deckは負荷時37デシベル。
まとめ
ROG AllyはSteam Deckに対抗できる高性能コンパクトゲーミング端末の有力候補です。
軽量・高性能・豊富な接続性を備え、ゲーマーにとって魅力的な選択肢となりそうです。
価格は未発表ですが、性能に見合う価値があれば高額でも納得されるでしょう。
最新情報や詳細レビューについては、Asus公式やDave2D氏の動画もチェックしてください。