
今秋発売予定のiPhone 17は価格が上がる可能性があります。
ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)によると、AppleはiPhone 17シリーズの値上げを検討中で、その理由をユーザーにどう説明するか模索しています。
背景には、依然として残る中国からの輸入品に対する20%の関税があります。
価格が上がるのか?
協定により一部の報復関税は撤廃されましたが、スマートフォンには依然として高関税が課されています。
Appleはインドへの生産移転を進めていますが、人気の「Proモデル」は今も中国で生産されており、その影響を大きく受けています。
Appleのティム・クックCEOは最近の決算発表で、関税により四半期で約900億円(約9億ドル)の追加コストが発生すると述べました。これが今後の価格にどう反映されるかは明言していません。
Appleは価格上昇の説明に「新機能」を前面に出すと見られます。
iPhone 17シリーズでは、高速リフレッシュレートのディスプレイや、特に望遠レンズの強化が期待されるカメラ機能が向上する見込みです。
さらに、薄型の「iPhone 17 Air」は、現在のiPhone 16 Plus(約13万円)を置き換える可能性がありますが、価格はそれ以上になるとも噂されています。
iPhone 価格概要
現在の価格は、iPhone 16が約12万円、16 Proが約15万円、最上位の16 Pro Maxは約18万円から。
一方、Appleは今年、AI機能を搭載したiPhone 16e(約9万円)も投入しており、これはiPhone SE(約7.1万円)の後継と位置付けられていますが正直高いです。
今後iPhoneを買い替えるべきかどうかは、iPhone 17の新機能が「必要不可欠」と思えるか、そして予算にどこまで余裕があるかで判断する事になりそうです。
正式な発表は9月の見込みです。それまでにさらなる情報や価格に関する噂が出てくる可能性があります。