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最初にGeminiを使ったときは、正直ピンときませんでした。
相変わらず、幻覚のような誤回答や印象に残らない返答が続き、結局、信頼できるChatGPTやClaudeを使い続けています。
ですが、Googleがモデルを改良し新機能を追加した今、もう一度ちゃんと試すことにしました。
最初は、簡単な指示をすると相変わらず酷いハルシネーションの回答を連発し、一度間違った答えをするとその後も誤回答を連発し正直うんざりしました。
しかし、少し複雑なプロンプトや的確なプロンプトになった時、正直驚き、ちょっと感動する回答を提案します。
ここでは、使ってみて良かったGeminiの活用法5選をご紹介します。
1. 自分好みの読書リストを作らせる
本棚には読みかけの本や昔のお気に入り、衝動買いの本が並んでいますが、次に何を読むか迷います。
そんな時、「これが私の本棚です。次に購入すべき3冊を教えて」と本棚の内容を送ってみたら、Geminiは本棚の作家やジャンルを読み取り、今の私に合う本を提案してくれました。
「夜は短し歩けよ乙女」や「FACTFULNESS(ファクトフルネス) 」など、自分の読書傾向を熟知した知人からの広めの推薦のようでした。
2. 商品のイメージをビジュアル化
「旅行者向けの再利用ボトルのリアルなモックアップを作って」と頼むと、Geminiは洗練されたプロダクト画像を生成しました。
マットな黒、スリムな形状、ゴールドのロゴ――高級感のあるデザインは、実在しても不思議じゃないクオリティ。
デザインスキルがなくても、アイデアを一瞬で「見える化」できるのは革新的です。
3. 心を整えるプレイリスト作成
疲れた日、何かに追われている日、ただ静かに呼吸を整えたいとき。そんな時こそ、音楽の力が欲しくなります。
そこでGeminiにこう頼んでみました。
「気持ちを落ち着けたいときに聴くプレイリストを作って。静かだけど無機質じゃない、温かくて心がほどけるような曲がいい。」
すると、Geminiはただの「チル系」ではなく、音の余白が心地よいアンビエントや、柔らかいピアノのインストゥルメンタル、そして少しノスタルジックなボーカル曲までバランスよくセレクトしました。どれも過剰じゃなく、けれど感情にそっと寄り添ってくれるものが多めでした。
なかには昔どこかで耳にしたような、懐かしさを感じる曲も混ざっていて、安心感がじわっと広がります。無音よりも静かで、雑音よりも優しく、呼吸が自然と深くなりました。
4. 観葉植物を活かした部屋づくり
買い足しなしで部屋を整えたいと思い、「植物の配置を手伝って」と部屋の間取りの写真を送信します。
Geminiは植物を認識し、光の条件や見た目のバランスまで考慮して配置を提案しました。
モンステラやフィロデンドロンなど、それぞれの特徴に合った場所を選び、空間全体の印象ががらりと変わりました。
5. ストレスなしの小旅行をプランニング
「事前予約不要な京都旅行を考えて」と頼んだら、Geminiは自由な旅程を提案します。
最初は場所を列挙するだけでしたが、具体的な日数を提示すると京都駅から東本願寺や西本願寺へ促し、昼食なども提案します。
運河沿いの散歩、市場や無料博物館、予約不要の飲食店まで適宜選んでいます。
この形式はどの都市にも応用可能で、余裕のある旅を楽しみたい時、割と有効に使えます。