チューナーレステレビの解説と注意点

チューナーレステレビと呼ばれる商品が販売されていますが、チューナーレステレビは名前の通りチューナーが内蔵されていないため、製品単体では地上波が見れないので注意が必要です。

チューナーレステレビとはAndroidTVとも呼ばれ「OSが入っているPCモニター」です。

名称にテレビと記載されていますが、PCモニターにAndroid OSを搭載し、アプリ経由で動画視聴を行う装置です。性質上、自宅にネット環境がないとほぼ使えません。

製品の紹介画像に動画コンテンツが掲載されているのはそのためです。

また「スマートテレビ」という名称が広義で使われているため、既存のテレビにインターネット機能を持たせたテレビと見分け難く注意が必要です。



ちなみに既にPCモニターをお持ちの方であれば「Amazon Fire TV Stick」や「Google Chromecast」でも同じ事が出来ます。

注意点

通電しただけだと使い物にならないのでいくつか注意点があります。

特に有料コンテンツを利用していない人は購入しても視聴内容が少なく、ただの重い板を購入することになるので注意してください

  • 有料コンテンツを契約していないと見れる内容が極めて少ない
  • Wi-Fiなど通信環境が必要
  • 地上波が見たい場合TVerを使う必要があるが、コンテンツ量に限りがある
  • 国内大手メーカーは参入しないので海外製品になりがち
  • 製品が自分の利用したい動画配信サービスに対応しているか事前に確認する必要がある
  • 商品によってアプリストアや、Chromecast内蔵など基本性能に多々差がある

おすすめできる人

PCモニターにアプリを入れて視聴する装置なので、既に有料動画コンテンツを契約している人はすすめできます。

前提条件として、既存で自宅にWi-Fi環境があり、有料動画コンテンツを契約している人向けになります。

  • 有料コンテンツを契約していて、動画配信サービスのみをシンプルに楽しみたい方
  • Amazon Fire TV StickやGoogle Chromecastではリモコンの操作性が悪いと感じている方
  • ゲーム機やパソコンのモニターとして活用したい方(接続端子は要確認)
  • 既存のFire TV StickやGoogle Chromecastではリモコンの操作性に難を感じる方
  • Chromecast機能を搭載している商品も中にはあるので、スマホの動画や画像などを映したい方

    Fire TV Stick or Google Chromecast を利用する

    価格を抑えたかったり、既に大型のPCディスプレイをお持ちの方は、「Amazon Fire TV Stick」や「Google Chromecast」などの外部端末を利用することで同じ事ができます。

    ただしこの2つの製品は製品作成元が異なるのでストアが異なります。特にChromecastはスマホの子機的な利用方法になり、Androidスマホの内容をキャストする製品です。

    1. Fire TV Stick は Amazonアプリストア
    2. Google Chromecast は スマートフォンの子機

    また、外付け製品という性質上、どうしても操作性が悪いので、そこに不満を持つかも重要な判断材料になります。



    まとめ

    チューナーレステレビは性質上、既存のテレビと出来る事/出来ない事が異なるため、情報弱者殺しの製品です。

    OSが入っているPCモニターなので単体で地上波を見ることは出来ません。

    殆どがアプリ経由の視聴になるため、既存で有料コンテンツを契約している人向けの商品になります。

    「スマートテレビ」という名称の商品は、広義で使われているため、インターネット機能を持った既存のテレビが欲しい場合は注意が必要です。

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