
Google Pixelシリーズは新モデルが出るたびに何かしらの初期トラブルが話題になりますが、最新の「Pixel 10」でも例外ではありません。
実際に購入したユーザーから、いくつか気になる不具合報告が出ています。
ここでは、現時点で確認されている主な問題をまとめました。初期に購入を検討している方は参考にしてください。
画面の不具合
もっとも多く報告されているのはディスプレイのトラブルです。画面に「カラフルなノイズ」や「ランダムな線」が走るといった症状が現れることがあります。
ただし端末自体は反応しており、時間が経つと正常に戻るケースも多いようです。ソフトウェアの不具合であれば、今後のアップデートで改善される可能性があります。
Android Autoが反応しない
車で使うAndroid Autoに接続できないという声も出ています。
症状としては、ロゴ画面から進まない、インターフェースが表示されない、あるいは表示されても動作が極端に遅いといったものです。
すべてのユーザーに発生しているわけではなく、原因もまだ特定されていません。
Googleウォレットのトラブル
一部のユーザーは、Pixel 10でGoogleウォレットにカードや身分証を追加できないと報告しています。
他の端末では問題なく使えるため、Pixel 10固有の不具合と見られます。
Wi-Fiをオフにする、キャッシュを削除するなどの回避策はあるものの、根本的な解決はGoogleの対応を待つ必要があります。
ワイヤレス充電の問題
Pixel 10では新しい規格「Qi2」に対応しましたが、この影響でトラブルも発生しています。
- 充電中に本体が過熱する
- Pixel Stand 2で充電が遅い、あるいは接続が不安定になる
- コイル位置の違いからスタンドとずれてしまう
特に大型モデルでは、旧Pixel Standや他社製スタンド型充電器で効率よく充電できないケースがあるようです。
さらにMagSafe充電器では速度低下が報告されていますが、これは仕様上の制限によるものです。
高速充電を求めるならQi2対応の充電器を選ぶ必要があります。
まとめ
Pixel 10は魅力的な機能を備えた最新スマホですが、現時点でいくつかの不具合が報告されています。
画面表示の乱れ、Android Autoの接続不良、Googleウォレットの登録エラー、そしてワイヤレス充電の問題など、ユーザー体験を損なう可能性のある内容です。
もちろんすべてのユーザーに発生しているわけではなく、今後のアップデートで改善される見込みもあります。
ただし、発売直後に購入を考えている方は、こうした点を理解したうえで判断するのが安心です。