無印良品 アルミ丸軸万年筆 レビュー|悪くは無いが良くもない

某レビューサイトで無印良品のアルミ丸軸万年筆に関する記事を見つけ、「万年筆デビューに適している」と書かれていたため、無印良品週間に購入しました。

正直なところ、本体の出来はいいものの、期待はずれな部分もあります。

アルミ丸軸万年筆

無印良品のアルミ丸軸万年筆は、全体的な製造品質は優れているものの、ニブの感覚に独特な質感があり、書き心地に物足りなさを感じます。

アルミニウム削り出しの洗練されたデザインと堅牢な構造は高く評価できますが、ニブの硬さや滑らかさは、万年筆愛好家の期待に応えられていません。

ニブを交換しないと長期的な使用が難しいですが、アルミ製であるためニブ周りの交換や改造が困難です。

ポリカーボネート製の万年筆の方が書き味は良いので、そちらをお勧めします。

ポリカーボネート 万年筆

インクカートリッジはヨーロッパ規格のため、プラチナのSPN-100Aなどが使用可能です。

値段的にお試しには適していますが、繊細でスムーズな筆記感を求める人にとっては物足りない仕上がりです。

初心者向けとしても、パイロット カクノの方が価格と書き心地において優れています。

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