
Samsungは、2018年のシリーズ開始以来、毎年新型Galaxy Watchを発表しています。
今年もGalaxy Watch 8が夏に登場すると予想されており、X(旧Twitter)のユーザー@theordysmが、未発表のSamsungウェアラブル3種のテストファームウェアを発見しました。
型番はSM-L320、SM-L330、SM-L500で、それぞれLTE版(SM-L325U、SM-L335U、SM-L505U)も存在しています。
Galaxy Watch 7の型番(SM-L300〜SM-L315)を考慮すると、SM-L320やSM-L330はGalaxy Watch 8のサイズ違いや構成違いと思われます。
SM-L500とSM-L505は「Galaxy Watch 8 Classic」の可能性が高いでしょう。
今月初めに、SmartprixがGSMAデータベースでSM-L505Uの「市場名」として「Galaxy Watch 8 Classic」を確認しており、割と決定的な情報だと考えられます。
気になるのは、前モデル「Galaxy Watch 6 Classic」の型番(SM-R940〜SM-R955)と異なる点です。
Galaxy Watch Ultra(SM-L705)はLTE専用だったことから、Ultra 2との混同ではないと考えられます。
健康機能強化の可能性
Samsungは世代ごとに小幅なアップグレードを行う傾向がありますが、Galaxy Watch 8には革新的な機能が搭載されるかもしれません。
今年初め、サンノゼで開催されたSamsung Healthフォーラムで、同社の副社長Dr. Hon Pak氏が「非侵襲的な光学式連続血糖測定技術」の進展について言及しました。
その後、Samsungの公式ニュースルームでも「血糖値モニタリングと栄養コーチングの統合技術」に取り組んでいると明かしています。
これが実現すれば、糖尿病患者にとって高価なサードパーティ製機器が不要になり、大きな変革となります。
しかし、この機能がGalaxy Watch 8に搭載される保証はなく、型番の情報からも疑問が残っています。
目玉機能としては「Galaxy Watch Ultra 2」の方が適している可能性もあります。
Galaxy Watchシリーズは例年7月〜8月の「Summer Unpacked」イベントで発表され、今年はGalaxy Watchに加え、Galaxy Z Fold 7、Galaxy Z Flip 7、Galaxy Ring 2の登場も期待されます。