KEENのサンダルといえば、つま先のある安心感と言う人も居るほどで、つま先が守られるというのは相当高い安心感を得られます。
とはいえKEENの商品はサイズ感などに独特の特徴があり、Yogui Artsに関しては前回紹介したメレルのハイドロモックより万人にお勧めできる商品では無いですが、後学のためにレビューしていきます。
YOGUI ARTS
ミシュランマンを彷彿とさせる独特な丸みのあるフォルムに、豊富なカラーバリエーションを持つKEENのYOGUI ARTSというスリッパ型のサンダル。
人間工学に基づいたデザインからなる高いグリップ力のあるソールと足にフィットするアッパーで構成されているため、高い耐久性があり独特のフット感を持っているというのがこの商品の特徴です。
アッパーが大きく出来ているため、使用シーンやアッパーの硬さが気にならない人には、「醜いが快適」と称されています。外国人の知り合いがこれでゴルフをしているという話を聞いて驚きました。
カラーバリエーションに関しては独特なものが多く、変わった色はあまり売れないせいか毎夏セールされています。
サイズ感
メーカーサイトにはサイズ感はぴったり目と書かれていましたが、外国人サイズのため、どう考えても縦幅が多小さく出来ており、いつも履くサイズを履くとカカトがサンダルのヘリに触ります。
また足の履き口が狭く出来ている事もあり、サンダルのサイズが1センチ刻みしかないため、1センチ大き目を購入するのがオススメです。
平たく言えばナイキサイズで、通常24cmの人ならサイズ感は25cmが丁度良いサイズになると思います。この辺で齟齬が生まれるため、Amazonのレビューなどでサイズ感のわだかまりが生まれています。
気になるところ
アッパーの素材がとにかく硬く、履きなれないうちはサンダルのアッパーの手前側が足の甲に当たり、慣れるまで結構痛かったです。
慣れるまで素材に負けて痛いサンダルは嫌いなのですが、デザイン上靴下を履いてサンダルを履いていても不自然ではないのでそういった履き方も出来ます。
ちなみに数年前のモデルではプリント部分ががすぐにはがれてしまう問題があったようで、素材が変更され硬い素材を使っているようです。
厄介なのが試しばきの時点では違和感を感じる人がとても少ないと言う事です。私は座っている時や待っている時にアッパー部分を踏み潰しているためだいぶ緩和されました。
まとめ
所感としてはメーカー希望価格7884円なのを考えると、総評は噂ほどではないものの安心感のあるサンダルです。
デザイン性や足へのフィット感は最高ですが、やはり素材の硬さに難点があります。
素材の硬さが履いた時の頼もしさである反面、サンダルでありながら裸足で履くには硬すぎるため足の甲への当たりが強すぎます。
またサイズ感もメーカー推奨は間違っているため購入を検討するのであれば、ナイキサイズを考慮して1センチ以上大き目のサイズの検討をオススメします。
上下ともにソールのタフさは抜群なので耐久性は申し分ないですし、本格的なアウトドアでスポットとして使うのには良いと思います。
既に購入された人など足の痛みに悩んでいる場合、今の世の中足の甲が痛い時用にクッションが販売されているので、そういったものを活用していくのが良いと思います。
その他サンダルレビュー
定番から変わり種まで、他メーカーのサンダルも履いているのでそちらもレビューしています。サイズ感が気になる方は特にご覧ください。