
Appleは2026年に、ついに折りたたみ式スマートフォン市場に参入するとの噂が広がっています。
話題の「iPhone Fold」は、これまで画面サイズについて様々な情報が飛び交っていましたが、現在は内側の画面が約7.7インチという説が有力です。
2025年7月25日には、リーカーのDigital Chat Stationが中国のSNS「Weibo」にて、iPhone Foldのディスプレイ仕様について再度言及しました。
投稿によると、展開時の内側スクリーンは7.7インチ、外側のカバーディスプレイは5.49インチになるとのことです。
以前のプロトタイプ情報と一致しており、最新の試作機では2月時点のものより若干サイズが縮小されたとも伝えています。
なお、以前の噂では内側画面が7.8インチとされていました。Appleのサプライチェーン情報に詳しいアナリスト、ミンチー・クオ氏も3月に同様のサイズを報告しています。
また、クオ氏によれば、iPhone Foldの厚さは折りたたみ時で9〜9.5mm、展開時は4〜4.5mmになると予測されています。
ただし、サイズ面では競合機にやや劣る可能性があります。たとえば、Samsungの最新モデル「Galaxy Z Fold 7」は、展開時4.2mm、折りたたみ時8.9mmと、わずかに薄型です。
8インチの内側画面と6.5インチの外側ディスプレイを備えた同社の新モデルや、Googleが8月20日に発表予定の「Pixel 10 Pro Fold」も、より大きなディスプレイを搭載しています。
OPPOの「Find N5」は、8.12インチの内側スクリーンと6.62インチの前面スクリーンという大画面構成です。
それでも、iPhone Foldの小型画面がネックになるとは限りません。Appleは、iPadと同様の4:3の画面比率を採用すると噂されており、iPadに慣れたユーザーには親しみやすいデザインになると見られています。
さらに、Appleは折りたたみ端末専用に「iOS 27」を開発中とされ、最新のiPadOSの設計思想を取り入れているとの情報もあります。
Appleは折りたたみスマホ分野で他社に大きく遅れをとっていますが、「折り目のないディスプレイ」を実現するまで製品化を見送っていたとされます。
その技術が、Samsung Displayとの提携によりようやく実現可能になったとも報じられています。