Boseは、ドルビーアトモス・サウンドバーの最新フラッグシップモデル「Bose Smart Ultra Soundbar」(後継モデル)を発売し、価格も899ドルと同じです。
Boseによれば、Ultraモデルには、機械学習を利用して話し言葉を聞き取りやすくするAI主導のダイアログ・モードが新たに搭載されていると言います。
今月初め、同社は新しいイヤホンとヘッドホン、QuietComfort Ultra EarbudsとQuietComfort Ultra Headphonesを発表しており、Ultraと言う単語は、Boseの新たなブームのようです。
900と同様、Ultra Soundbarは、Dolby Atmosやその他のイマーシブ・サウンド・フォーマットが3D効果を発揮するための重要な要素であり、高さなどサウンドを天井からリスニング・ポジションに跳ね返すアップファイアリング・ドライバーを搭載しています。
Bose Smart Ultra Soundbarはブラックとホワイトの2色があり、どちらのバージョンにも耐衝撃性の強化ガラストップが付属しています。
このサウンドバーはドルビーアトモス再生用に最適化されているが、ボーズによれば、独自の空間技術により、非アトモスコンテンツもより没入感のあるサウンドになります。
これは、Smart Soundbar 900でデビューしたBose TrueSpace技術と同じもので、ボーズはUltraでもこの技術を採用しています。
外部マイクを使って部屋の音響特性を測定し、その情報をサウンドバーのチューニングに反映させるボーズのAdaptiqルーム補正機能も再登場しています。
HDMIのeARC接続、Spotify ConnectとAirPlay 2を備えたWi-Fi、Bluetooth、Amazon Alexa内蔵、Alexaの音声コマンドでテレビの機能の一部を命令できるBose Voice4Video機能など、Ultraのその他の機能の多くは、Bose Smart Soundbarシリーズのスピーカーのファンにはおなじみでしょう。
Bose Smart Ultra Soundbarはボーズのベースモジュールやサラウンドスピーカーとワイヤレスでペアリングでき、サウンドバーはマルチルームワイヤレスサウンドシステムの一部として機能します。
BoseのSimpleSyncを使えば、ボーズのワイヤレスヘッドホンをBluetoothで接続し、スピーカーとヘッドホンの音量を個別に調節して、プライベートなリスニング体験を楽しむことができます。
Ultraの新機能であるAIによる対話機能が購入意欲を刺激しないのであれば、Bose Smart Soundbar 900をお勧めします。