良いBluetoothスピーカーのリストを見ると、SonosやBoseなどの名前が表示されますが、Ankerも負けてはいません。
AnkerはAnker Soundcore 3などの優れたポータブルBluetoothスピーカーをしばらく製造してきましたが、最新の製品は大幅なアップグレードをもたらしました。
Anker Motion X600
Anker Motion X600は、全く新しいポータブルBluetoothスピーカーで、「世界初のポータブル高音質Bluetoothスピーカー」と謳っています。
この謳い文句の裏には「スカイチャンネル 」と呼ばれる空間オーディオの特徴があります。
空間オーディオと聞いてピンとくる方も増えたと思います。
この機能はハイエンドオーディオのハードウェアで非常に人気のある機能になっているからです。
ハードウェアとソフトウェアの組み合わせで360度のサウンドを実現し、オーディオの没入感を格段に高めてくれます。
ワイヤレスイヤホンやBluetoothスピーカーでも一般的な機能になりつつあり、Apple HomePod(第2世代)と新しいSonos Era 300の両方が空間オーディオに対応しています。
スペック説明
Anker Motion X600では、「Sky Channel」の名前の由来となった上向きドライバーを含む5つのドライバーとSoundcoreアルゴリズムを組み合わせ、3チャンネル50Wの空間オーディオを実現しています。
また、ソニーのワイヤレスオーディオコーデックLDACをサポートし、最大ストリーミングビットレート900kpbsの優れたBluetoothオーディオ品質を提供します(注:LDACはAndroid専用です)。
また、AnkerのSoundcoreアプリ(iOS、Android)を通じて、9バンドのPro EQを提供します。
また、Motion X600のスペックシートにあるプレミアムな機能は、高品質の空間オーディオだけではありません。
このポータブルスピーカーは、IPX7防水規格に対応した驚くほど洗練されたデザインが特徴で、カラーは、ポーラーグレー、オーロラグリーン、ルナーブルーの3色です。
AUX入力も装備し、50%の音量で最大12時間のバッテリー駆動が約束されています。
スカイチャンネルの空間オーディオを最大限に楽しみたい方は、2台のMotion X600をペアリングして、さらに広いサウンドステージを作り出すことも可能です。
Apple HomePod 2やSonos Era 300との比較
Anker Motion X600が、Apple HomePod 2やSonos Era 300に音質で匹敵するか?と言われれば、流石にそれはありません。
Anker Motion X600は、それらのハイエンドスピーカーと比べればスマートスピーカー機能を著しく欠いています。
しかし、100ドルから250ドルも安く、携帯性が向上し、なおかつ素晴らしい音質のオーディオが手に入るのであれば、気にならないかもしれません。
比較的手頃な価格で超ポータブルな空間オーディオをお求めなら、このスピーカーの購入対象です。
可能であれば割引が効いている時に手に入れましょう。