Google Pixel 10が発表|今年最大のアップグレード

Googleは「Made by Google」で最新スマートフォン「Pixel 10」を発表しました。

前モデルから大幅に進化しながら価格据え置きとなった点が特徴です。

価格は799ドル/799ポンド/1,349豪ドル/128,900円からで、Pixel 9発売時と同額です。

すでに予約受付が開始されており、発売日は8月28日です。

主要仕様

pixel 10 all

  • ディスプレイ:6.3インチ 有機EL(1080×2424)、最大輝度3,000ニト、リフレッシュレート60〜120Hz
  • プロセッサ:Tensor G5(Google初の3nmプロセス採用)
  • メモリ:12GB
  • ストレージ:128GB/256GB
  • バッテリー:4,970mAh、30W有線充電(0→55%を30分)、15W無線充電(Qi2対応)
  • カメラ(背面):4800万画素メイン(f/1.7)、1300万画素超広角(f/2.2)、1080万画素望遠(f/3.1、5倍光学ズーム)
  • カメラ(前面):1050万画素(f/2.2)
  • サイズ:152.8×72×8.6mm、重量204g
  • カラー:オブシディアン、インディゴ、フロスト、レモングラス

アップグレード内容

google pixel 10 indigo

デザインは従来同様、アルミフレームにサテン仕上げを採用し、背面上部には横長のカメラバーを配置。新色インディゴは初代Pixelを想起させるカラーです。

性能面では、Tensor G5により処理速度と電力効率が向上。12GB RAMとの組み合わせでマルチタスクやAI機能も快適に動作します。Googleは30時間以上のバッテリー駆動を謳っています。

AI機能も強化され、ライブ通話翻訳(話者の声をAIで再現)、新アプリ「Pixel Journal」、NotebookLMとの統合、Writing ToolsやPixel Studioの拡張が追加されました。

Google Pixel 10

さらに「Magic Cue」はカレンダーやGmailと連携し、予定や予約情報を自動表示・提案する機能を備えています。

カメラ関連では、AIによる撮影支援「Camera Coach」や視覚支援向け「Guided Frame」、生成AIによる編集が可能な「Ask Photos」を搭載。Pixelシリーズ初の望遠カメラ採用により、競合機Galaxy S25と同等の撮影性能に近づきました。

耐久性も確保されており、前後面にGorilla Glass Victus 2を採用。さらに7年間のOS・セキュリティアップデートが保証され、長期利用に対応します。

Pixel 10は性能・AI機能・カメラ性能の全てを強化しながら価格を据え置いた、競争力の高いモデルとなっています。

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