
Android 16の正式リリースが先月開始され、まずはPixelシリーズの一部端末にアップデートが提供されました。
しかし、アップデート後にロック画面に関する不具合が多くのユーザーから報告されています。
9to5Googleによると、タップしても画面が点灯しない、電源ボタンを押しても反応が遅い、指紋認証がうまくいかない、画面の明るさが極端に変動する――といった問題が発生しています。
Pixel Phoneの公式フォーラムでは、あるユーザーが「画面を点灯させるのに毎回複数回操作が必要で、非常にストレスを感じている。1日1~2回は必ず起きている」と書き込んでいます。
このユーザーは一時的な解決策として「セーフモードで起動後、通常再起動する」方法で改善が見られたとのことです。同様の症状がある場合は、この方法を試す価値があります。
ロック解除の遅延
また、Redditでも「画面をタップしても点灯しない」「持ち上げても起動しない」「電源ボタンにも長い遅延がある」といった報告があり、Pixel 9 Pro XLで発生していること、Googleに報告済みであることが共有されています。
Googleは現時点でこの問題に関する公式な声明を出していません。バグの種類が多岐にわたっていることが、その一因かもしれません。
ただし、これらの問題は将来的なソフトウェアアップデートで修正される可能性が高いと考えられます。
現時点では、どの程度のユーザーに影響が出ているかは不明ですが、一部のユーザーに限られているようです。
長期間にわたるベータテストを経たにもかかわらず、このような不具合が残っているのは残念と言わざるを得ません。
Android 16で不具合が発生している場合は、まずGoogleのサポートポータルで情報を確認し、報告することをおすすめします。