iPhone 16eが発表|発売日・仕様・サイズそして予想より高い価格

Appleが新たに発表した「iPhone 16e」は、従来のiPhone SE 2022に代わるモデルとして、より現代的な機能を搭載した手頃な価格のiPhoneです。

しかし、予想されていた値段の「手頃さ」はだいぶ期待外れとなりました。

最大の進化は、6.1インチのディスプレイ、Face IDの搭載、最新のA18チップ、高画質カメラ、そして「Apple Intelligence」の導入です。

一方で、従来のホームボタンやTouch IDは廃止されました。

価格と発売日

iPhone 16eの価格は$599で、iPhone SE 3と比較すると$170高くなっています。

日本円では今のレートで99,800円からと約10万円になるのでかなり高い金額からのスタートです。

ただし、ストレージは128GBからスタートし、256GBと512GBのモデルも選択可能です。予約開始は2月21日、発売日は2月28日です。

スペック

項目 詳細
開始価格 599ドル
ディスプレイ 6.1インチOLED(2532 x 1170)
リフレッシュレート 60Hz
リアカメラ 48MPメイン、2倍センサー内ズーム(f/1.6)
フロントカメラ 12MP(f/1.9)
チップセット A18
ストレージ 128GB、256GB、512GB
バッテリー寿命 iPhone SE 3より最大12時間長い
充電 USB-C、20W有線、15Wワイヤレス
オペレーティング·システム iOS18 アップデート
防水・防塵 IP68
サイズ 5.78 x 2.82 x 0.31インチ
重さ 5.88オンス
黒、白

デザインとディスプレイ

iPhone 16eは、iPhone 16をベースにしたデザインで、従来の4.7インチLCDから6.1インチOLEDへと大幅に進化しました。

ホームボタンはなくなり、Face ID対応のノッチが導入されました。

ただし、最新のiPhoneに搭載されている「Dynamic Island」は省かれています。

カメラ性能

背面カメラは48MPのメインカメラ1基に統一され、前モデルの12MPカメラから大幅に向上しています。

フロントカメラも12MPに強化されました。

超広角カメラは搭載されていないため、空間ビデオ撮影やマクロ撮影には非対応ですが、ナイトモードやポートレートモード、2倍インセンサーズームは利用可能です。

性能と処理能力

iPhone 16eは最新のA18チップを搭載し、iPhone 11のA13 Bionicと比べて最大80%高速化され、4コアGPUはAAAゲームにも対応です。

さらに、Apple独自の「C1 5Gモデム」を搭載し、省電力性が向上しました。

ただし、mmWaveには対応していない可能性があります。

Apple IntelligenceとiOS 18

最新のiOS 18と「Apple Intelligence」に対応する予定で、テキスト要約、画像・絵文字生成、Siriの進化など、多くのAI機能が利用可能です。

特に、カメラを使った「Visual Intelligence」機能は、他のiPhone 16シリーズでは「カメラコントロールキー」で起動しますが、iPhone 16eでは「アクションボタン」で操作できます。

バッテリーと充電

バッテリー持続時間はiPhone SE 3より最大12時間長く、iPhone 11よりも6時間長持ちします。

充電はUSB-Cを採用し、20Wの有線充電と7.5Wのワイヤレス充電に対応するものの、「MagSafe」には非対応です。

展望

iPhone 16eは、iPhone SEシリーズから大幅に進化し、最新のApple体験を提供します。

ただし、価格が大幅に上昇したことで「手頃なiPhone」という位置づけはだいぶ揺らいでいます。

Pixel 8aなどの競合機種と比較し、コストパフォーマンスの面でどう評価されるのか注目されます。

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